エリクソンは、人の発達は生涯にわたって8つの段階に分かれて進行し続けると考えた。各段階には課題があり、それを乗り越えることで次の段階に進み、新たな能力を獲得する。各段階の課題をクリアできなかった場合、その影響が次の段階に持ち越される。
8つの発達段階
- 統合性対絶望(65歳以上):
これまでの経験を振り返り、人生を統合する。うまくいけば統合性が育ち、そうでなければ絶望が生じる。 - 生殖性対停滞(40~65歳):【←ここが中年の危機!!ミッドライフクライシス!!】
次の世代を育て、知識や経験を伝える。うまくいけば人格が育ち、そうでなければ停滞する。 - 親密性対孤独(22~40歳):
他者との関係性を構築し、親密性を育む。うまくいけば幸福感が育ち、そうでなければ孤独を感じる。 - アイデンティティ対役割混乱(13~22歳):
自我を確立し、アイデンティティを獲得する。うまくいけばアイデンティティが確立され、そうでなければ役割混乱が生じる。 - 勤勉性対劣等感(6~13歳):
努力や工夫で目標を達成し、勤勉性を育む。うまくいけば自信がつき、そうでなければ劣等感が生じる。 - 積極性対罪悪感(3~6歳):
積極的に行動し、好奇心を満たす。うまくいけば社会性や道徳性が育ち、そうでなければ罪悪感が生じる。 - 自律性対羞恥心(1.5~3歳):
自我が目覚め、自立性を育む。うまくいけば意志が強くなり、そうでなければ羞恥心が生じる。 - 基本的信頼対不信(0~1.5歳):
信頼感と不信感を育む。うまくいけば信頼感が育ち、そうでなければ不信感が生じる。
この発達段階説は、自分の発達段階を理解したり、他者との関わり方を考える際に役立つ。
エリクソンの発達段階説の3点まとめ
- 人の発達は生涯にわたって8つの段階に分かれて進行し続ける。
- 各段階には課題があり、それを乗り越えることで次の段階に進み、新たな能力を獲得する。
- 各段階の課題をクリアできなかった場合、その影響が次の段階に持ち越される。

