
『アメリカン・ビューティー』(原題: American Beauty)は、1999年製作のアメリカ映画。サム・メンデス監督作品。
平凡な核家族が崩壊する過程で、現代アメリカ社会の抱える闇を時にコミカルに描き出す。娘の同級生に恋する中年男性をケヴィン・スペイシーが演じている。第72回アカデミー賞で作品賞を受賞した。
完璧とはほど遠い人生を送っていたレスターだが、それまでの生活を変えることで自由と幸福を手に入れる。しかし、彼は知らなかった。究極の自由には必ず代償が伴うということを…。
映画の説明
●アメリカ郊外を舞台に展開する笑いと感動、そして衝撃に満ちた物語
●ケビン・スペイシーが平凡な普通のダメ男役で新境地を開拓し、見事アカデミー賞 主演男優賞を受賞!
【ストーリー】
40歳を過ぎた広告マンのレスター・バーナムと上昇志向たっぷりの妻キャロリン。彼らの家庭生活に潜む歪んだ真実が徐々に暴かれていく。妻は夫を憎み、娘のジェーンは父親を軽蔑している。そして会社の上司はレスターにリストラによる解雇を告げる。そんな毎日に嫌気が差したレスターは、人生の方向転換を図る。しかし、自由と幸せを求めるレスターを待ち受けていたのは、あまりにも高価な代償だった。
ケビン・スペイシー、アネット・ベニング共演で贈る、アカデミー賞主要5部門に輝いた傑作コメディ!リストラされた中年男レスターが、ある日娘の親友に一目惚してしまい…。隣家に新しい住人が来た事で崩壊していく家庭をシニカルに描く。
ミッドライフ、クライシスの代表作。洋画ヒットの「アメリカンビューティー」を見ました。
中年にありがちな夫婦のすれ違いとか、娘の反抗期、仕事のつまずきとか、いろいろ「アメリカ中年こじらせ物語」ではある。けれども、ぶっちゃけこの中年男性の主人公はそこまで悪くないような気がしてならない。

ちょっとハメを外した中年男性の域を脱していないんじゃないかなぁ?なんてちょっとかわいそうに思えたりもする。奥さんは奥さんで向上志向のために旦那を裏切るし、娘は娘で中年の主人公お父さんを嫌う。まぁよくありがちな。多感な子どもを持つ家族像ではあるんだけどね。

結局そこまで中年の危機を考えさせる映画でもなかったような気がする。
ありきたりな家族の日常をちょっとセンセーショナルに描いたって感じかな。
もうちょっと学びがあったら嬉しかったんだけれども。
中年男性が若い子にメロメロになって、体鍛えたり、赤いスポーツカーを買ってしまうのも男性性を回復したい願望の結構中年あるあるでちょっと笑える。
最後、それなりに中年男のハッピーエンドが待っているかなぁなんて思って期待してみただけれども、結構鬱展開。
あんな展開いる?な感じで幸せって結局なんなんでしょうね~と考えさせる内容でアメリカ目線で語られるちょっとモヤモヤ映画でした。

こんな感じな感想なんだけど、再考してみたら結果公開当時って1999年なんだね。
SNSどころかスマホもそんなに普及していなくて今みたいにお隣さんの家族崩壊あるある話が簡単に手に入る時代じゃなかった当時としてはストーリーも斬新でみんな目からおウロコ状態だったんんじゃないかな?
例えるなら1999年当時のポルノは選択肢は狭く画像も悪く低品質でも興奮してドーパミンが上がったけど現在のポルノはよりどりみどりの高品質であってもそこまで興奮しないかな?ってな感じの例えで合ってる?

当時では「狂人」、今となっては「凡人」を描いた時代を感じさせる作品。いい映画だとは思いますけどね。
ミッドライフクライシス、中年の危機の普及には大きく貢献した作品になったんじゃないかと思いますが。
2024年度版アメリカン・ビューティーができることを期待してやみません!すでにあるのかな???

