このYouTube動画は、アメリカのファイナンシャルプランナー、デイブ・ゾラ氏が70代以上の顧客に「50歳の自分にアドバイスするなら?」と尋ねて得た「人生の教訓」を10個紹介する内容です。
この内容は全米で非常に大きな反響を呼び、300万回以上も再生されたと言います。動画では、人生の後半戦をより豊かに、後悔なく生きるための10個の貴重なアドバイスが、具体的なエピソードを交えながら紹介されています。
70代が50代へ送る10の人生の教訓
①人生の3つのステージと「魔法の時期」を理解する
- 若い頃(20-30代):時間と健康はあるが、お金がない。
- 中年期(40-50代):お金と健康はあるが、時間がない。
- 退職後(70-80代):時間とお金はあるが、健康が衰え始める。
- 魔法の時期(50-60代):
この期間は時間・お金・健康がバランス良く揃う貴重な時期。やりたかったこと(旅行や挑戦など)を先延ばしにせず実行するべき。
人生には3つの主要なステージがあり、その中でも特に「魔法の時期」と呼ばれる貴重な期間を逃してはならないということです。
若い頃(20代~30代)は時間と健康には恵まれているものの、経済的な余裕はまだ少ない時期。
続く中年期(40代~50代)は、キャリアが安定しお金も稼げるようになり、健康も維持できている一方で、仕事や家庭に追われ時間が不足しがちです。
そして退職後の70代~80代になると、時間もお金もある程度自由になりますが、今度は健康面での衰えが避けられなくなってきます。
ゾラ氏が指摘する「魔法の時期」とは、これらの中間に位置する50代から60代のこと。
この時期は、時間、お金、健康という3つの要素が比較的バランス良く揃う、まさにゴールデンエイジなのです。多くの人が「いつかやろう」と先延ばしにしがちな旅行や新しい挑戦を、この貴重な時期にこそ積極的に行うべきだと強調されています。
②時間には3種類あると理解する
- キャリア(仕事)
- 人間関係(家族、友人)
- 回復と再生
この「回復と再生」の時間が最もエネルギーを与えてくれる。(趣味、自然との触れ合い、運動、瞑想など)
時間には3つの種類があることを理解し、バランス良く使うべきというアドバイスです。
多くの人は時間を「仕事(キャリア)」と「プライベート(人間関係、家族、友人)」の2つに分けがちですが、ゾラ氏はもう一つ、「回復と再生の時間」の重要性を説きます。これは趣味に没頭する時間、自然と触れ合う時間、運動する時間、あるいは瞑想などで心を落ち着ける時間など、自分自身をリフレッシュし、エネルギーを再充電するための時間です。実際、ゾラ氏の顧客である55歳の男性が、若い頃に好きだったロッククライミングを再開したことで新たなアイデンティティを見出し、仕事もより楽しめるようになったという事例が紹介されており、この「回復と再生の時間」が実は最も私たちにエネルギーを与えてくれるとされています。
③50代はもっと「ノー」と言っていい
- 若い頃はチャンスを掴むために「イエス」が重要だったが、50代からは無理な仕事や無意味な付き合い、義務的な誘いには「ノー」と言い、自分のための時間(回復と充実)を優先するべき。
50代になったら、もっと積極的に「ノー」と言う勇気を持つべきだということです。
若い頃は新しいチャンスを掴むために、様々なことに「イエス」と答えることが推奨されがちですが、50代からは自分の時間を守るために、無理な仕事の依頼、無意味だと感じる付き合い、あるいは義務感から参加するような誘いに対しては、はっきりと断る力が必要になります。これは、先述した「回復と再生の時間」や、自分自身の充実のために時間を使うことを優先するためです。他人の期待に応えるためではなく、自分のために時間を使うという意識が重要になります。
④時間はお金よりはるかに貴重だと知る
- 時間は減る一方だが、お金は増やすことができる。
- 健康で活動的な時間は有限。時間は買うこともできる
自分が得意なことに集中し、他はお金で解決する発想を持つ。(家事代行、専門家への依頼など)。
時間はお金よりもはるかに貴重であるという認識を深めるべきだ。
よく「時は金なり」と言いますが、ゾラ氏はこれを大間違いだと指摘します。なぜなら、時間は減る一方であり取り戻すことはできませんが、お金は努力や工夫次第で増やすことが可能だからです。健康で活動的に過ごせる時間は有限であり、その貴重な時間を有効に使うためには、時にはお金で時間を買うという発想も大切です。例えば、家事代行サービスを利用したり、専門的な作業をプロに依頼したりすることで、自分が本当に得意なことや、やりたいことに集中する時間を生み出すことができます。成功してきた70代、80代の人々は、この考え方を実践していると述べられています。
⑤健康寿命を意識して行動する
- 50代での健康への投資(運動、食事、瞑想、読書など)が、70代・80代の生活の質を大きく左右する。これらの習慣は心身を若返らせる。
健康寿命を意識した行動を心がけることです。
単に長生きするだけでなく、健康で自立して生活できる期間、すなわち健康寿命を延ばす努力が50代から特に重要になります。動画では、夫を亡くした後にヨガや運動、瞑想、読書といった習慣を始めた69歳の女性が、1年後には10歳若返った気分だと語ったエピソードが紹介されています。50代での健康への投資は、70代、80代になったときの生活の質を大きく左右し、心身ともに若々しさを保つことにも繋がります。
⑥ステータスゲームから降りる
- 高級車や高級時計といった、見栄や成功を示すためのシンボルは本当に必要か自問する。他人の評価のためではなく、自分が本当に欲しいものか考える。
ステータスゲームから降りることの重要性です。
高級車や高級時計、ブランド品といった、他者からの評価や成功の象徴とされるものを追い求める心理は誰にでもありますが、特に人生の後半においては、それが本当に自分にとって必要なのかを冷静に問い直すべきだとされています。見栄や他人からの称賛欲求のためではなく、自分が心から欲しいもの、価値を感じるものを選ぶことが、より本質的な満足感に繋がります。
⑦出費は思った以上に増える
- 退職後、最初の数年は旅行、レジャー、外食、医療費、住宅関連費、孫や子供への支援などで出費が増える傾向がある。50代のうちから自身の支出を正確に把握し、見直すことが重要。
退職後の出費は思った以上に増えることを覚悟しておくべきだという現実的なアドバイスです。
多くの人が退職すれば生活費は減ると考えがちですが、実際には最初の数年間、旅行やレジャー、外食といった娯楽費が増える傾向にあります。また、医療費の増加、住宅のバリアフリー化などのリフォーム費用、孫や子供への経済的支援、車の買い替え、新しい趣味や学びにかかる費用、そして孤独を避けるための交際費なども考慮に入れる必要があります。そのため、50代のうちから自身の支出パターンを正確に把握し、無駄な出費を見直しておくことが賢明です。
⑧繋がり(コネクション)を大切にする
- 50代以降の後悔として「人間関係を育てなかったこと」が多く挙げられる。
退職後に孤独を感じないよう、友人や家族との関係を今のうちから育んでおくことが大切。
人との繋がり、コネクションを大切に育むことです。
ゾラ氏の顧客の多くが、50代以降に後悔することの一つとして「もっと人間関係を大切にしておけばよかった」と語るそうです。退職して時間ができても、友人や家族との関係が希薄になっていると、孤独を感じやすくなります。現代社会において孤独は深刻な問題であり、そうならないためにも、今のうちから積極的にコミュニケーションを取り、良好な人間関係を築いておくことが推奨されています。
⑨引退イコール休養ではない。目的を持った引退をする
- 単に仕事のストレスから逃れるための引退ではなく、「何から逃げるか」ではなく「何に向かって行きたいか」を意識する。目的を持った引退生活を送ることで、リタイア後も充実した毎日が過ごせる。
引退は単なる休養ではなく、目的を持ったものでなければならないということです。
多くの人が仕事のストレスから逃れたい一心で退職を考えがちですが、明確な目的がないまま引退してしまうと、暇と孤独に悩まされることになりかねません。ここでゾラ氏は、「何から逃げるかではなく、何に向かって行きたいかを意識する」という力強いメッセージを伝えています。引退を人生の新たなステージアップと捉え、何をしたいのか、何を目指すのかという目的を持つことで、リタイア後の生活も充実したものになります。
⑩成長は経験より振り返りで生まれる
- 多くの経験を積むだけでなく、定期的に人生を振り返ることが重要。
- 「何に心がワクワクしたか」「何が自分を疲れさせたか」「本当に大切なものは何か」を自問することで頭が整理され、本当に必要なことに時間を使えるようになる。
人の成長は単なる経験の積み重ねではなく、その経験を振り返ることによって生まれるというものです。
多くの経験をしても、それをしっかりと振り返り、学びを得なければ真の成長には繋がりません。人生をより良くするためには、「これまでの人生で、何に心がワクワクしたのか」「何が自分を疲れさせ、不要だったのか」「そして、本当に大切なものは何だったのか」といった問いを自分自身に投げかけ、内省する時間を持つことが大切です。特に「回復と再生の時間」に、静かにコーヒーでも飲みながらこうした振り返りを行うことで、頭が整理され、本当に大切なことに時間を使えるようになると述べられています。
これらの教訓は、50代だけでなく、人生の後半戦をより良く生きたいと考える多くの世代にとって参考になる内容です。70代の方々が自らの人生経験を通して得た、非常に示唆に富んだ知恵であり、50代を迎える人々だけでなく、より良い人生を送りたいと願う全ての人にとって、大きなヒントとなるでしょう。
【ひろゆき】幸せを感じる時間が多い人ほどコレを理解しています。あの幸福感を知らない人は人生損しているかもしれません【切り抜き/人生/幸せ】



