ジョーカー フォリ・ア・ドゥ(中年の危機的感想)

ちょっと!!ジョーカーさん!!

ジョーカーちょっと待ってよー

ジョーカーには中年の危機にありがちな何かをぶっ壊したい気持ちと正義と秩序を守りたい気持ちそんな矛盾が現れていて、かつシャドウ、ペルソナみたいな自分の中に隠れていた悪い部分狂人な部分を映画という作り話の中で大々的に活躍して悪さの極みを目指してくれるものみたいなものを期待してる部分がある。

かといって、実生活では秩序を乱したいわけでもなく、守るべき物もある。そんな変身願望や自分の中のシャドウに似たリセット願望を体現してくれる映画であって欲しかった。

オペラチックな話の展開にも脚本にも全然問題なく良い映画だとは思う。良い映画であることは間違いないけども「思ってたんと違う」って感じられた。

もっと悪の悪の悪を尽くしてゴッサムシティーの虐げられた市民から指示を得て、大活躍するダークヒーローを演じて欲しかった。
自分の中の弱者男性を投影する部分もあるし、ああいった弱者男性になりたくない恐怖心もある。

自分そんな葛藤が揺れ動く良い映画だったのに最後の最後まで狂人を貫いてほしかった。

そんなことだから・・・

そして最後の最後の・・・。最後のジョーカー継承みたいなものが描かれていたのはよかった。

・・・・・これ以上書くとネタバレになるので省略

ガガとジョーカー2人で踊りながら裁判所の階段を降りるシーンがなかったような気がしたんだけど、それも期待してたのになぁ。

ジョーカーに自分のシャドウを見出すのは大変危険ですのでおやめください。

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