50歳からの人生を謳歌するために必要な3つの条件
自分のやりたいことをやっていること、
得意なことを生かしていること、
社会から求められ貢献していることです。
この3つの条件が重なっていることが重要であり、これらには相乗効果があります。
例えば、やりたいことをやっていると得意になり、得意な仕事を求められ、求められるからやりたくなるしさらに得意になるといった具合に、ポジティブな無限ループでどんどん伸ばしていけるのです。
しかし、このループのどれか一つでも欠けていると、茨の道に進むことになり、苦労をしてしまいます。多くの人は、自分のやりたいことが思い浮かばないという悩みを抱えています。これは、約30年という人生の大半を自分ではやりたくないが会社のためや他人のために捧げてきたため、いざ自分やりたいことを考えようとしても、その状態では思い浮かばない人が大半なのです。
そこで、自分の強みは自分では探すのではなく、他人に見つけてもらうのです。自分自身の最大の武器を自分では気づかない人は多いのです。これは、本人は当たり前にやっていることであり、努力をする必要がなく、意識しなくてもできるからなのです。
あなたは今まで他人から何か褒められたことがありますか。
段取りが上手いとか、資料が見やすいとか、言葉のセンスがすごいとか、何かしら他人から評価されたり感謝されたりした経験があると思います。そうしたものを一度できるだけ紙に書き出してみてください。話すことで癒される、料理が上手、何でもOKです。もし思い浮かばない人は、家族や友人になぜ私の使えるところってあるとか、すごいところってあるとか聞いてみてください。こうしたところにあなたの本当の強みが実は隠されています。
自分の強みを見つけ出して活かすことができれば、仕事の成果も出やすくなり、何よりも仕事が楽しくなります。それを続けていくことで、気づいたら自分のやりたいことになっていることが多いです。
スティーブ・ホーキングの名言にもあるように、「そもそも天職はなるものではなく、気づいたらなっているものだ」と。著者は、あなたの強みは続けていれば、それがやりたいことになってくるはずだと述べています。
最後に、50歳から花開く人と困る人の習慣についてこの本には、50歳から花開く人と50歳で止まる人の習慣が多数書かれていますが、今回はその中から著者が特に重要だと思ったものを3つピックアップして紹介しています。
1.年齢の捉え方
年齢を重ねるたびに増えてくるのが「もう年だから」という言葉です。もう年だから再就職は難しいとか、もう年だから派手な服は着られない、もう年だから女性と付き合うのは諦めるなど、何かと年齢を言い訳に使ったことがある人は手を挙げてみてください。「もう年だから」という言葉は禁止だと述べています。年齢を言い訳にしてしまうと、新しいことにチャレンジする機会を自分自身でなくしてしまっているのです。そうやって行動しない人は、行動範囲や人間関係が狭くなり、見た目が老け込んでしまうのです。逆に、50歳で輝いている人たちは、年齢を全く気にしていないのです。そのときそのときで自分やりたいことをして、好きな服を着て、どんどんチャレンジして新しい自分を広げていっているのです。自分やりたいことをやって、自分の人生を生きている50代以上の人は本当にかっこいいと著者は述べています。そして、若く見える人は、いくつになっても素敵だと著者は述べています。
2.人に意見をされた時の反応
最近「老害」という言葉をよく聞くようになったと述べています。老害とは、自分の言動が時代に合っていないにも関わらず、自分を通し続けて迷惑をかける人のことです。
自分は大丈夫だと思っているかもしれないが、実は40代、50代でもその予備軍の人はたくさんいると述べています。
例えば、新しい意見が出ても、それダメだねと最初から否定したり、逆に自分の意見を批判されるとふてくされたり怒り出したりして、聞く耳を持たない人は、周りにも絶対いると思います。こう言う人は、これ以上成長できません。逆に花開く人は、意見を言ってくれてありがとうと感謝をするのです。自分の考えは全てではないということを知っており、他人よりも上の立場であるからこそ、自分の保身ではなく全体像を俯瞰して、下の意見を吸い上げることを重視しているのです。だから周りの関係もどんどん良くなり、アイディアが出たり成果を出したりしているのです。年を取るにつれて、意見を言ってくれる人はどんどん少なくなるので、フランクに意見を言ってくれる人や環境を持てるようにするのも大切だと述べています。
3.若者を味方につける
50歳で止まってしまう人は、若者に対してマウンティングをしてしまうのです。若者に負けたくないという思いから、自分のほうが優位だとマウントを取って示そうとするのです。しかし、実は自分でも気づかないうちにマウントをしてしまっていることがあるのです。例えば、普通はやればできるはずだと言ったり、さりげなく嫌味を出し、新しい意見を出しても今のままのやり方で良いと言ったり、自分たちの時代はと自慢したり、専門用語や人が知らないようなワードを使って知識をひけらかしたりするなどです。著者は、どれか一度は職場でも聞いたことがあるような言葉だと述べています。
この言葉はどれも、自分自身を認めてほしいという承認欲求からくるものですが、これだと若者も嫌な気持ちになり、大したことはないくせにと対立構図が生まれてしまうのです。
逆に花開く人は、自分から相手を認め、若者をしっかり味方につけるのです。
褒めたり、話を聞いたり、名前を呼んだり、自分から挨拶をしたり、ありがとうを言ったり、お菓子を差し入れしたりなど、相手が少しだけ気分が良くなることをちょくちょくやっているのです。著者は、あなたも経験したことあると思うが、年上から認められるのはめちゃくちゃ嬉しいのではないかと述べています。
しかし、今は個人の時代となっており、みんな認められたいのに、認めてくれる人が自動的に足りていないのです。だから、認める側に回って接する方がお得だと著者は述べています。誰もやっていないからこそ、そのポジションの恩恵を一番に受けられるのは、人間関係もビジネスも同じです。著者は、ぜひ今この瞬間から意識してみてほしいと述べています。
要約すると、以下の3点にまとめることができます。
- 50歳からの人生を謳歌するために必要な条件は、自分のやりたいことをやっていること、得意なことを生かしていること、社会から求められ貢献していることです。
- 自分の強みを見つけ出して活かすことができれば、仕事の成果も出やすくなり、何よりも仕事が楽しくなります。
- 年齢を言い訳にせず、新しいことにチャレンジすることが大切です。

